芙蓉の書-成均館スキャンダル屋根部屋のプリンス3days二次小説

JYJユチョン主演の韓国ドラマドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」「屋根部屋のプリンス」「スリーデイズ(3days)」の二次小説ブログです。
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【屋根部屋 二次小説】はじまり - 42  

屋根部屋のプリンス連載

休日のカフェは平和だ。
対して、ペンダントトップに穴が空いた顛末やら、因果が300年後まで繰り返されたことやら、タイムスリップの発端になったプヨンとイ・ガクの関係やらの、物騒な物語は、パク・ハの表情を曇らせている。
窓の外はピンクと紫が混ざる色合いから濃紺に変わったけれど、テヨンの淡々とした語り口同様、カフェは平和なままだ。
……と、思いたい。己の口調が、平和的だと。
何かにつけて温和と評される自分も、この話を温和に伝える自信はなかった。
プヨンの死を除いた全てを話し終えた後、パク・ハは泣かなかった。
押し切られる形で始まったこの会話に、前準備の時間はなかった。
プヨンの死因だけは何とか避けながらここまでたどり着いたものの、何でもかんでも直接的に表現してしまったと思う。
それなのに、彼女は、泣きそうな素振りを見せていない。
それで何となく安心してしまったのだ。
プヨンが服毒して亡くなったことも、冷静に聞いてくれるんじゃないかって。



プヨンの死因を避けて話すと、全体がぼやけてしまう。
世子嬪も、ホン家の思惑に飲み込まれた形でなすべき道を進んだのだから、現代の道徳観念を脇へ置けば、被害者だ。
王世子の暗殺も、“歴史”として捉えれば、ありきたりな話だ。
しかし、テヨンだって、命を狙われた当事者だ。
彼女を流刑に処したから、これで水に流しましょうと言えるほど、お人好しではないし、そんな物分りのいい人間になりたくもない。
話がプヨンの死に近づくにつれ、声がきつくなるのがわかるのだが、自制が効かなかった。
世子嬪が、プヨンを死に追いやったんじゃないか。
それなのに、プヨンの振りをしてあんな薄暗いところに隠れて、こっそりホン家に戻って、プヨンとして悠々自適に生きるつもりだったんだろう。
だから、世子嬪は、どうしても許せない。
すべての罪を一身に背負ったプヨンの背中は、今でも鮮明な記憶だ。
家臣を振りほどき池に分け入って、抱き上げてやれば、良かった。
抱き上げていれば、あの身体はプヨンだとわかってやれた。
そうしたら、そうしたらきっと、パク・ハだって、あんな大怪我を追わなくて済んだのだ。



テーブルの上で組まれたパク・ハの両手は、あからさまに震えていた。
「プヨンは、怖かったと思うの」
「パッカだって、怖かったはずだよ」
殺気ばったセナは、イ・ガクを轢き殺そうと車を猛突進させた。
そこへ、遮二無二飛び込んできたのが、パク・ハだった。
「あの時はね、夢中だったから、怖くなかったの。でも、プヨンは毒を飲んだんでしょう?凄く怖かったと思う」
パク・ハは、そう言うと黙り込んで、震える両手をじっと見つめた。



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【テーマ】 屋根部屋のプリンス二次小説  テヨン×パク・ハ 

2017/07/05 Wed. 15:58  tb: 0   コメント: 1

コメント

・ 2017/07/05 19:45 |  | edit | 

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