芙蓉の書-成均館スキャンダル屋根部屋のプリンス3days二次小説

JYJユチョン主演の韓国ドラマドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」「屋根部屋のプリンス」「スリーデイズ(3days)」の二次小説ブログです。
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【成均館 二次小説】Me And Those Dreamin' Eyes of Mine - 128(パラレル)  

成均館スキャンダル連載

ドラマ版成均館スキャンダルの人物が登場する、現代パラレル二次小説です。ご注意下さい。

- - - - - - - -

ユニの両手に右手を包まれたまま三十分ぐらい雪を眺めていた。
気恥ずかしくて、碌に視線を交わすことも出来ず、アスファルトを見つめてみたり、空を仰いでみたりを繰り返した。
最後は、ユニが鼻をすすり、寒くて死にそうと笑った。
それを合図に家まで手を繋いだまま歩き、いつものように家に入った彼女が窓から手を振ったのを見届けて、帰ってきた。
ユニに包まれてたにも拘らず寒さでかじかむ手では、鍵穴に鍵を差し込むのも一苦労だ。
ドアを解錠したら、肩の上で溶けた雪が雫になって連なっているのに気づき、手で軽くはらった。
手のひらが濡れ、その冷たさに身震いした。
やっとドアの内側に身を収めると、室内の暖かさに、寒さと緊張で強張っていた体が緩んだ。

――ユニが両手で手を繋いでくれた。

今まで袖を摘むだけだったのに、外泊、オッパ呼びに続き、向こうから手を強く握ってくれた。
両頬がだらしなく引き上がる。
周りに誰もいないから、ニヤケ顔のまま靴を脱いでいると、ヨンハの声が飛んできた。
「おかえり」
階段の中段でヨンハが微笑んでいた。
「良いことあった?」
「いえ」
「お泊りの次は初雪だもんなぁ。嬉しいよなぁ」
ヨンハは、お得意の訳知り顔でリビングのソファーを陣取った。
ヨンハに続いてリビングに入ったソンジュンの言葉を待っている。
だが、初雪が嬉しいと言われても、ニヤけていた理由はそれではないから、答えようがない。
確かに“お泊り”は的を射ているが。
「まさか、初雪のジンクスを知らないのか?」
ユニも初雪を喜んでいた。
あの態度に何となく引っかかりはしたが、女の子はイベント好きなんだろうと解釈していた。
他に意味があるのだろうか。
「初雪のジンクスとは何でしょうか」
「テムルが不憫で仕方がない。ああ、可哀想な俺のテムル」
ヨンハは両手で顔を覆って、泣き真似を始めた。
「初雪のジンクスを教えてください」
ソンジュンは、ヨンハの前で仁王立ちになった。
「俺、小学生と話している気分になってきた。自分で調べれば?」
ヨンハは両手を顔から外して舌を出す。
それでも堪忍しないソンジュンの様子に、今度は、カナダ風に肩を竦めた。
普段なら小憎たらしい態度に憤慨するところだが、ユニがはしゃいだのは何か重要な意味があるのかもしれないと思うと、居ても立ってもいられない。
「途中まで話したのだから、最後まで教えて下さい。ジンクスとは何ですか」
懲りないソンジュンの言葉に、ヨンハは大仰にため息を吐いた。
「初雪を一緒に見た男女は」
「男女は?」
身をかがめ、ヨンハの双眸を覗き込む。
しかしヨンハは、ぷいと横を向いてしまった。
「やっぱり、やめた」
「先輩!」
「ここまで言ってもわからない鈍感野郎で、テムルも苦労するよな」
「早く言って下さい!」
たまらず、ヨンハの両肩を掴む。室内の暖かさのおかげで急に血が通った両手は真っ赤だ。
しかし、力を込めると、節々は白く変色した。
ヨンハは、痛いと顔を顰める。だが、ソンジュンは、力を緩めなかった。
「だから、初雪を一緒に見た男女は、この先ずっと一緒にいられるんだよ」
「え?」
一気に力が抜けた体は、容易に床にへたり込んだ。
ヨンハは、薄ら笑いで解放された肩を回している。
「現実主義のカランには、用がないジンクスだよな」
目の前の先輩はそう言うが、まだジンクスの意味を飲み込めない。
ユニが、初雪に喜んだ理由も。
ヨンハは、こちらが何かを言うのではないかと待っている風だが、今与えらた情報を処理できないから、言葉も出てこない。
「まあ、がんばって。おやすみ」
ヨンハは、またカナダ風に肩を竦めて階段を上がって行った。



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【作品名】Me And Those Dreamin' Eyes of Mine

【テーマ】 成均館スキャンダル二次小説  ソンジュン×ユニ  花の四人衆 

2017/01/25 Wed. 16:00  tb: 0   コメント: 1

コメント

・ 2017/01/25 22:30 |  | edit | 

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