芙蓉の書-成均館スキャンダル屋根部屋のプリンス3days二次小説

JYJユチョン主演の韓国ドラマドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」「屋根部屋のプリンス」「スリーデイズ(3days)」の二次小説ブログです。
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独り占め《大人》 一覧

【成均館 二次小説】独り占め - 1(大人小説)(感謝企画)  

成均館スキャンダル連載

大人小説です。ご注意下さい。

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ユニは書を読んでいるソンジュンの背中に凭れかかった。
彼女は、彼の広い背中に頬をあてて、黙っている。
ソンジュンには、この行動に心当たりがあった。
昼間、二人で筆洞(ピルトン)の辺りを歩いていたら、積極的な妓生が彼に声をかけてきた。
良家のお坊ちゃんを顧客にしようというだけで、それ以上でもそれ以下でもないのだが、男の格好をしたユニは、何も言わずに傍らでその妓生をじっと見ていた。
それで、彼女はこうして凭れて来たのだろう。
「どうした?」
「なんでもない」
ソンジュンは彼女を腕の中に迎え入れた。
彼は、そろそろ消灯だ、と声をかけたが、腕の中の彼女は黙って首を振った。
だから、規律正しい彼も今夜は布団を敷かずに、そのまま彼女を抱きしめていた。
長い指の背で、彼女の頬を撫でる。
ユニは、頬を撫でる彼の手を取り、薬指の指輪と彼女の指輪を並べ、暫く見つめていた。
それから、猫のようにソンジュンの胸に頬を擦りつけて目を閉じた。
夕方から降りだした雨は、少しずつ、激しくなっていた。
空から落ちる雫は風にあおられ、時折、不規則に屋根を打つ。
その雨音が音のない中二房に響いた。



そうしている内に、博士が見回りにやってきた。
縁側の上で二人で点呼に応じ、中二房に戻ると、ソンジュンは着替えもせずに蝋燭の灯火を吹き消した。
「おいで」
ソンジュンは立ったままユニを抱き寄せ、儒巾の紐を解いた。
玉貫子(オクファンジャ)に彼の指が触れ、ユニはびくっと体を揺らす。
彼女の網巾(マンゴン)は外され、髷(サントゥ)を縛る紐も解かれ、ユニの黒髪はさらさらと落ちていった。
ソンジュンは彼女の髪を梳きながら、彼女の額に唇を押し付けた。
彼の首に、ユニの両腕が巻き付いたのを合図に、二人は唇を合わせる。
彼らの接吻は、はじめから深かった。
時折、空気を取り込むためにユニが大きく息を吸い、それが艶かしい音を作り出している以外、中二房は静かだ。
細い腰はソンジュンの腕で支えられてはいるが、彼女は覆いかぶさる彼の重みに耐え切れず、唇を合わせながら後ろへ下がった。
扉の脇の壁に背中が当たる。
肩甲骨と壁の摩擦は、ユニに、痛みではなく熱を与えた。
ソンジュンは、ユニの左耳を甘噛みした。
彼の唇はユニの耳たぶを食み、彼の舌は中を掻き回す。
それはまるで、彼を受け入れる場所を柔らかくする行為のようだった。
湿った音が彼女の鼓膜を震わせ、次第に雨音を掻き消していく。
「享官庁(ヒャンガンチョン)に行こう」
耳への愛撫を続けたまま、ソンジュンは言った。
直接鼓膜に響く、僅かに掠れた低い声は、ユニの腰骨をしびれさせた。
彼女は返事の代わりに、甘い溜め息を吐き出した。

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一ヶ月感謝企画「ソンジュン×ユニ 大人小説」の「夜中に婢僕庁へこっそり行く」というお題のお話です。
「ソンジュンの嫉妬」「妓生の格好」は、別のお話を書きたいと思います。
また、リクエストの婢僕庁ですが、ドラマでユニが湯浴みをしているのは享官庁なので、舞台を享官庁にしました。




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【作品名】独り占め《大人》

【テーマ】 成均館スキャンダル二次小説  ソンジュン×ユニ  一ヶ月感謝企画  大人小説 

2014/04/01 Tue. 18:24  tb: 0   コメント: 0

【成均館 二次小説】独り占め - 2(大人小説)(感謝企画)  

成均館スキャンダル連載

大人小説です。ご注意下さい。

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幸い享官庁には誰もいなかった。
ソンジュンはユニの手を引いて、部屋の奥に進む。
濡れてしまった青い快子(ケジャ)を脱がせ、自分も脱ぐと、傍らの棚に吊るした。
そして、袂から手巾を取り出し、雨粒が残るユニの顔を拭ってやると、やはり彼女はネコのように目を瞑った。
天井に届くほど高い棚が所狭しと並ぶ部屋の隅に、背の低い棚が無造作においてあった。
恐らくは、清斎(チョンジェ)で不要になった戸棚だろう。
ソンジュンはその戸棚の上に腰を下ろし、ユニを膝の上に跨がらせた。
快子があれば、彼女の大きく割られた両足を隠してくれたが、今、隠してくれるものは何もない。
彼女は、直視できずに顔を逸らせる。
彼女の顔の動きに合わせ、黒髪が彼女の顔を覆った。
ソンジュンがいつものようにユニの単衣の紐を解いて袖を抜かせると、単衣は彼女の腰にたまった。
彼の手は続いてさらしに移動したが、ユニはその手を掴む。
彼女は、相変わらず、彼の方を見ない。
ソンジュンは鎖骨を舌でなぞった。
こうすると、彼女は大人しくなってしまうのだ。
ゆるゆると舌で攻められて、ユニは掴んでいた手を緩めた。
さらしはあっさりと解かれ、これもまた、腰にたまった。
彼は柔らかい胸を口に含みながら、腰紐を引っ張る。
遠慮無く深い部分を探ろうとする彼の指が恥ずかしくて、彼女は腰浮かせた。
ソンジュンは、腰が浮いている隙に、彼女の下衣も下ろしてしまう。
身につけているものは、隠して欲しい場所は全く隠してくれない、腰に纏わりつく白い布だけ。
ユニは、羞恥のあまり、ソンジュンに抱きついた。
「暗いから、大丈夫だよ」
雨雲が月を覆っていても、本当は夜目が効いていたが、ソンジュンはそう言って、ユニの背中をさすった。
なめらかで少し汗ばんだ肌が、彼の手のひらに吸い付く。
しかし、彼女もまたこの暗がりに目が慣れている。
首を横に振るユニに、ソンジュンは更に続けた。
「ほら、僕が脱げない」
彼女の肩を押し、ソンジュンは単衣を脱いだ。
口づけをするために彼女の頬を両手で包むと、甘えた視線がとぶつかった。
それから乱暴に唇をぶつけると、彼女は目を閉じた。



――彼は、知っているのだろうか。私にもまた、彼と同じように欲望があるということを。

ユニは、彼女の舌を容易に絡めとるソンジュンの舌に翻弄されながら、薄っすらと目を開けた。
間近にある彼の睫毛は、くるりと上を向いている。
普段は可愛らしくて彼女のお気に入りのそれも、ふとした時に、例えば一緒に一つの書を読み、傍らの彼が目を伏せた時に、彼女の欲を扇情した。
後ろめたくなって視線を落とすと、今度は、上下に動く喉仏が体の奥を熱くする。
それも避けると、頁を捲る繊細な動きの指に目を奪われる。
今、彼女の胸の先端をこねている彼の指先は、彼女を触ることなくして、簡単に彼女を高ぶらせることが出来るのだ。
ユニは甘い声を漏らしながら、ソンジュンの背中に爪を立てた。
彼のもう一方の指は、これから彼が入る部分に差し入れられる。
中の皮膚を擦る彼の指に合わせ、ユニの腰は揺れた。
「自分でしてみて」
ソンジュンは、ユニに熱い塊を握らせる。
彼女は、体の奥から蜜がとろりと滴り落ちるのを、自覚した。

昼間、ユニは、堂々とソンジュンを誘う妓生が、青空の下、女人として彼の前に立つことすら叶わない彼女の前で、女の性を前面に出して媚びる妓生が、羨ましかった。
ソンジュンが顧客になる。それは、ソンジュンが妓生の体も買うことを意味する。
もしかしたら、ユニとソンジュンが密やかに交わした結婚の約束は叶わずに、彼は他の女人を娶るかも知れない。
それもまた、彼がユニではない誰かの体を開くということだ。

入り口にソンジュン自身を充てがわれ、ユニは、早く欲しくて嬌声を上げた。
じわりと広がる暖かな液体が、彼の先端を濡らす。
いつもの彼女なら、恥ずかしさのあまり、彼に「して」と強請るだろう。
けれど、今夜は違った。

彼に体を開くのは、私だけ。

彼女は、ゆっくりと腰を下ろした。




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【作品名】独り占め《大人》

【テーマ】 成均館スキャンダル二次小説  ソンジュン×ユニ  大人小説  一ヶ月感謝企画 

2014/04/04 Fri. 19:11  tb: 0   コメント: 0

【成均館 二次小説】独り占め - 最終話(大人小説)(感謝企画)  

成均館スキャンダル連載

大人小説です。ご注意下さい。

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艶本の筆写で、知識はあった。
しかし、幼い体はまだ、開ききっていない。
ユニは眉を寄せた。
「痛い?」
彼女は大きく首を振る。
狭いところを押し広げられる感覚は、いつまでたっても慣れなかった。
けれど、この圧迫感も、直ぐになくなるだろう。
二人の敏感なところが馴染んだあとに、ソンジュンが与えてくれるものを、ユニは知っている。
ソンジュンは、腰のくびれに両手を添えて、ユニの動きを促した。
彼女は、戸棚に膝をつき、彼の肩に置いた手で体を支えて、緩やかに腰を揺らした。
次第に、気持ちが良いところに擦りつけていき、少しずつその動きは早くなる。
自分のいいように動く彼女は、ソンジュンが彼女を翻弄する時よりも、ずっと淫靡だった。
彼は上り詰めそうになり、彼女の動きを止めた。
言葉もなく、二人は見つめ合う。
ユニは、ソンジュンの網巾を外し、額ににじむ汗を指の腹で拭きとった。
いつも貪欲に彼女を食べる唇を人差し指で押さえると、快感を逃がす荒い息が掛かった。
ソンジュンはその指に歯を立てる。
今、彼の世界は、ユニの体が与えている快楽だけしか存在しない。

それでも足りないなんて、どこまで私は欲張りなのだろう。

「愛してる。って言って」
動きを止めたまま、ユニは言う。
交わっている部分が、まだ足りない、と疼く。
二人とも、呼吸をするだけで刺激を感じた。
「愛してる」
ソンジュンは、熱い吐息とともに、呟いた。

――ユニの中に吐き出して、自分だけのものだと体に刻み込みたい。

ソンジュンにとって些細な事で、ユニは気を落とす。
それはソンジュンも同じだった。
時々、彼は意地悪い言葉で彼女を責めてしまう。
ユニには嫉妬と映っているだけで、つまるところ、彼の抱える不安の裏返しだ。
僕は、本当に彼女を妻として迎えることが出来るのだろうか、と。
彼の前に立ちはだかる制約は、あまりにも多すぎた。それに。

右も左も男だらけの成均館で、彼女が心変わりをしないと言い切れるほど、僕は強くない。

結局、二人とも同じなのだ。
誰にも取られたくなくて、行かないで、と相手に縋ってしまう。



愛してると言ったら、ユニは微笑んだ。
「やっと笑った」
ソンジュンも微笑んで、彼女を戸棚の上に横たえた。
彼女の上半身をなんとか乗せられる程度の小さな戸棚だから、自然、彼女の足はソンジュンの腰を抱き、後ろで交差した。
「固いけど、我慢して」
「ううん、平気」
ユニは健気に首を振る。
艶やかな黒髪が、一筋、ユニの首に張り付いた。
今度は、ソンジュンがユニを貫く。
本当は、わかっていた。
彼女の中に放てたとしても、きっと足りない。
もっと強く自分の痕を彼女の体に刻める方法を、貪欲に探してしまうだろう。
彼の体液は、ユニの腰のくびれにそって、落ちていった。



ソンジュンが用意してくれた湯で、ユニは体を清めた。
互いの体に夢中で聞こえていなかったが、二人を包んでいる雨音が、心地良く響いている。
ソンジュンは下衣だけ身につけて、桶の外から、濡れたユニの髪を撫でた。
「短いよね?」
「僕より長いから、十分だ」
ユニが突然立ち上がり、ソンジュンの腕を引っ張った。
不意を突かれて、彼は、下衣を着たまま湯の中に入ってしまった。
「機嫌は直った?」
答えを聞くまでもなかった。
こんな風に彼をからかう時、彼女はいつも上機嫌だから。
「なんと言って、これを干せばいいんだ……」
「コロ先輩への言い訳も、用意しておいてね?」
「君を抱いていたと言おうかな」
「もうっ!」
ユニは、ソンジュンの腕を抓った。
どちらからともなく、再び、舌を絡める。
そして、空が白むまで、二人は互いの肌を確かめ合った。




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【作品名】独り占め《大人》

【テーマ】 成均館スキャンダル二次小説  ソンジュン×ユニ  大人小説  一ヶ月感謝企画 

2014/04/05 Sat. 20:33  tb: 0   コメント: 2

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