芙蓉の書-成均館スキャンダル屋根部屋のプリンス3days二次小説

JYJユチョン主演の韓国ドラマドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」「屋根部屋のプリンス」「スリーデイズ(3days)」の二次小説ブログです。
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【成均館 二次小説】俺はク・ヨンハだ  

成均館スキャンダル読切

王の怒りがとけユニが戻ってきたのが、今日の昼間。
ヨンハは舞うようにあちらこちらを練り歩き、礼と法を重んじるソンジュンは、ゆるむ頬を引き締めるつもりもないらしい。
事情を知らない儒生たちは、いきなり消えたユニが戻ってきたことを喜んだ。
頓挫していた紅壁書事件解決の祝宴を今夜にでも、と盛り上がっている。
成均館の誰も彼もが明るい、そんな中。
一人悶々とする男がいた。
その男は、ムン・ジェシン。
彼の悩みはただ一つ。


これから俺は、どこで寝ればいいんだ!?


愛し合っている男女と同室だとわかれば、誰だって同情するし、喜んで部屋に迎える者も出てくるだろう。
愛し合っている男女と同室だと、言えれば!
・・・とりあえず、今夜は博打でも打って夜を明かそうか。
ジェシンは、泮村に通じる門に向かって歩く。
しかし、そんなことはお見通しと言わんばかりのヨンハが、ジェシンを待っていた。
「中二房に戻るぞ」
「ほっとけ」
だが、なにか企んでいる時のヨンハに適う者はいない。
この細い腕のどこにそんな力が!?と不思議なぐらいの怪力で、ジェシンは引き摺られて行った。



「君が壁側で、僕が中央だ」
ソンジュンが冷静にユニに指示をする。
何か考えがあってヨンハがこの部屋に来たことはわかっていた。
変なことになる前に、決めてしまいたかったのだ。
しかし、悪巧みに関しては百戦錬磨のヨンハ。
そうは問屋が卸さなかった。
「いやいや、コロ、お前が真ん中だ」
ヨンハはご機嫌な様子で三人分の布団をひき始める。
「結婚前の男女に、間違いがあってはいけない」
枕を並べながら、頷く。
「ああ!カランに俺の秘蔵の艶本を渡したのも間違いだった。今や知識が命取りだ。あれは返してもらおう、どこだ?」
「それなら、毎晩熱心に読んでたよね?」
すこし不機嫌な声で、ユニが答えた。
ヨンハはユニの正面に立ち、両肩を掴むと、心底誠実そうに訴えた。
「テムル、カランは『男を好きになった』ってそれはそれは悩んで、泣きながら俺にすがって・・・。
だから、毎晩熱心に読んでいたことも許してやってほしい。男の性というも・・」
「ヨリム先輩!」
それ以上続けられるのは耐えられない。
ソンジュンは、ヨンハの肩を引っ張った。
「カラン、感動的だっただろ?俺の蔵書の中でも、あの本は一二を争う傑作だ」
今度は、ユニの横に並び肩を抱いた。
「・・・ん?あれはもしかすると、テムル、お前の写本か?」
ぎくり。
それはソンジュンの前で一番出してはならない話題。
ユニは焦りすぎて、「あ・・・」とか「え・・」とか、言葉にならない言葉を発した。
「違う本だったかな。でも、確かにお前は俺に艶本の写本を売った。2両追加して支払った記憶があるぞ」
ユニが黙っていることをいいことに、ヨンハは気持ちよく続ける。
そして、ユニの頭を撫でながら、最後の爆弾を投下した。
「テムル。お前は注解本も難なく暗記する賢い奴だ。艶本も全部覚えてるだろ?あれに書いてあった、あんなことやこんなことを、これから全部体験できるぞ」
「おい、やめろ!」
そんな話は初耳のジェシンが叫んだ。
ユニは耳まで真っ赤になって、硬直している。
ソンジュンに至っては、あまりの内容に、無言でユニを睨みつけた。
ヨリム先輩に艶本の写本を売っただって?
「でも、ここはだめだ。なんと言っても、孔子を祭る成均館だからな」
ヨンハは扇子を優雅に振った。
「コロは真ん中。カランが壁側」
用事は済んだとばかりに、ヨンハはしなを作って中二房から出て行った。
「今までと変わらないですね」
怒り冷めやらぬソンジュンが、ぼそりとつぶやく。
そう、現状維持だ。
ならば、この騒ぎは何の為に?
結局、ヨンハが楽しんだだけではないか。
「くそ!」
コロは枕を蹴飛ばすと中二房から出て行った。



しばしの沈黙の後、ソンジュンの詰問が始まった。
「君は3回やったと言った。そのうちヨリム先輩は何回なんだ?」
「・・・1回・・・かな?」
ユニは少し後退りしながら、答えた。
「それは確かなのか?」
「覚えてないよ!成均館に入る前のことだから」
買い手なんて誰でも良かったし、女とばれないように始終俯いていたし!
ユニは扉の方を向いて、むくれた。
と、絶妙の間で扉が開いた。
「まあまあ、終わったことだし、いいじゃないか」
中二房を散々ひっかきまわしたヨンハが、コロを連れて戻ってきたのだ。
「コロは絶対に中二房で寝ること。三人とも今夜はゆっくり休め。じゃ、おやすみ」
重い沈黙が流れる。
「寝る場所は、また明日、話し合いましょう」
ソンジュンの提案に、二人は無言で布団に入った。



ヨンハの言う通りに並んだものの、三者三様、消化不良の思いが巡る。
結局、空が白む頃になっても、互いの気配を感じながら息を潜めていた。
ジェシンは、重い溜息を吐いた。


結局、一番辛いのは俺じゃないか!


あの野朗、覚えておけ。
ジェシンは頭から布団を被り怒鳴った。


「お前ら、さっさと寝ろ!」




-- -- -- --
花の四人衆全員がユニは女子と認識し合った後、中二房の寝る場所はどうなったんでしょうかw
コロはコロなりの正義感で真ん中を陣取ってたわけですが、ユニとソンジュンが恋人同士ということが4人の秘密になってしまったら、「俺は真ん中!」も主張できないですよね。
というわけで、妄想してみました。


全国のク・ヨンハ派の皆様。
「俺はク・ヨンハだ」
回を追うごとに感動的になっていったこのセリフをこんなしょうもない話のタイトルに使ってしまい、スミマセン。
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【作品名】俺はク・ヨンハだ

【テーマ】 成均館スキャンダル二次小説  花の四人衆 

2013/12/24 Tue. 16:16  tb: 0   コメント: 3

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